カンボジア旅行二日目
二日目、今日もいい天気。
とても暑い。
まずはバイヨン寺院。
顔が掘られたお寺。
ここはもう、狭いんだけど観光客が多くて、風も通らず
みんな自由にどこにでも乗っかって写真をとるから大変なことになっている。
アンコールワットの遺跡は灰色砂岩という砂の石でできているため、
壊れやすく発見された時にはもう原型をとどめていなかったらしいんだけど、
これだけの観光客が毎日いろんな所に上って写真を撮っていたら
それだけでどんどん浸食が進んでくのではないかと心配になる。
全く陰のない像のテラスを歩いて
次はタプロム寺院。
ガジュマルが遺跡をどんどん浸食していっていて
崩壊が危惧されているとのこと。
ここも人が多くて、もうバテバテ。
お昼を食べて、2時間ほどホテルで小休止。
そこから1時間半かけてベンメリアへ。
今回のツアーでここが一番印象的だった。
森の中にあってとても静かで薄暗くひんやりと涼しくて気持ちがいい。
こちらも内線や風雨でかなり崩れているとのことだったんだけど
当時のままで残っている部分も多い。
木と建物が一体化していて、お互い支え合っているような感じだった。
真っ暗な回廊をラピュタみたいだね、といいながら歩く。
どの寺院も発見されたときは誰も気がつかないような森の中にあった、と言っていて
ここは発見されたときのシチュエーションに近いのかなと思ったり。
でも今まで見てきた大きな寺院が森の中にあるのを発見したら
ものすごい感動だろうなと思う。
お堀にはびっちり蓮の花。
バスでの一時間半すごく疲れたけど、
来て良かった。ここに来るか来ないかでアンコールワットに対するイメージは
だいぶ変わると思う。
でもだいぶ消耗した一日でした。